
会社名 | 株式会社医科歯科技研 |
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住所 | 兵庫県神戸市西区南別府1-8-1 |
電話番号 | 078-939-4416 |
歯科技工のデジタル化が進むなか、確かな技術と柔軟な対応力で注目を集めているのが株式会社医科歯科技研です。最新の加工機や3Dプリンターを駆使した高精度な技工物の提供に加え、IOSデータへの対応力も強みとしています。この記事では、株式会社医科歯科技研の主な特徴やサービス内容を紹介します。
加工サービス・プリントサービス・ドクター向けサービスを提供
高度なデジタル設備と技術力により、医科歯科技研は多様な歯科技工サービスを展開しています。補綴物の加工から模型出力、データ設計まで一貫して対応し、現場の負担を軽減しているのが特徴です。医院と技工所の連携をスムーズにし、業界全体のデジタル化を加速させています。
高性能設備による短納期・高品質加工
ジルコニアやチタンなどの加工が難しい素材に対応するために、医科歯科技研ではARUM5X-500Lなどの高性能な加工機を導入しています。高精度な補綴物を短期間で製作できる体制が整っており、模型がなくてもデータのみで対応可能です。さらに、オートチェンジャー付きの機器を活用することで、複数の案件を効率よく処理しています。これにより、全国の技工所からの依頼にも柔軟に対応可能です。デザインから納品までのスピードと品質を両立し、現場の期待に応える技工サービスを実現しています。
3Dプリントによる多彩な模型製作も可能
医科歯科技研では、KEYENCE AGILISTAをはじめとする高精細3Dプリンターを活用して、インプラント模型や顎骨模型など多様な出力に対応しています。CTデータやスキャンデータを用いた立体造形が可能で、従来では難しかった複雑な形状の再現もスムーズです。とくに、smopガイドや長スパン症例のトライフィットコーピングなど、精度を求められる場面でも安定した品質を提供しています。模型製作にかかる手間や時間を大幅に軽減し、歯科医療の質とスピードを両立する技術として注目されています。
IOSデータの受注にも対応
デジタル印象が主流となるなか、医科歯科技研ではIOSデータの受注にいち早く対応しています。スキャナの種類に応じた柔軟な対応力と撮像データの品質検証を通じて、高精度な補綴物製作を支えています。模型レス時代の先導者として、臨床現場の不安や課題を技術で解決しているのです。
スキャナごとの特性に合わせたデザイン提案
口腔内スキャナによって、撮像データの特性は異なります。そのため、それぞれに最適なデザインが求められます。医科歯科技研では、Trios、Primescan、Aoralscanなど各種機種に対応し、得られたSTLデータに応じて補綴物の設計を最適化しました。スキャンの癖や特徴を熟知したオペレーターが対応するため、完成精度にばらつきが出にくく、再製のリスクも低減可能です。加工機との相性やマテリアルの特性を加味した設計が行える点も強みで、医院との信頼関係を築く重要な要素となっています。
デジタル印象時代に対応した検証体制を構築
近年、IOS印象による保険適用範囲が広がったことを背景に、デジタル印象データを活用するケースが急増しています。医科歯科技研では、受け取ったIOSデータの品質を検証し、補綴物に影響する不備を事前に洗い出す体制を整えています。データのズレや撮像範囲の不足などの見落とされやすいポイントを共有し、必要に応じて撮り直しや修正提案を行うことで、医院側の負担軽減にも貢献しているのです。技工士の視点で細部までチェックすることで、完成精度と信頼性を確保しています。
データ受付の流れを紹介
医科歯科技研では、スムーズな受注対応を実現するために、分かりやすいデータ受付フローを整えています。スキャナの機種に応じた登録手続きや、LINEを活用した手軽な依頼方法により、初めての医院でも安心して利用可能です。トラブル発生時には画面共有などによるサポート体制も整っており、全国どこからでも信頼して依頼できる仕組みです。
使用スキャナに応じた登録手順の案内
データ受付の第一歩として、医院で使用しているスキャナの種類を確認し、登録手続きを案内しています。各メーカーによって登録方法や設定が異なるため、機種に合った指示書を提供することでスムーズなスタートが可能です。遠方の医院に対しては必要書類を郵送し、LINEによるやり取りで手続きが完了できるよう配慮されています。専門的な知識がなくても始められるように、丁寧なサポートが用意されているのもポイントです。これにより、初めてデジタル技工を導入する医院からも好評を得ています。
トラブル時も安心のデータ共有とサポート体制
受け取ったIOSデータに不備や欠損がある場合には、問題のある箇所を明示しながらデザイン画面を医院と共有する対応を行っています。データの乱れや撮像範囲の不足といったトラブルも、専門のオペレーターが素早く把握し、改善策を提示します。場合によっては再撮影することもありますが、理由を丁寧に説明することで医院との信頼関係を築いているのです。必要に応じて弊社での修正対応も可能で、精度を重視した補綴物づくりを支える万全の体制が整っています。